10月4日、角川武蔵野ミュージアムでは
「隈研吾/大地とつながる空間の誕生」を開催していた。
エントランスは1階のようでいて、実は2階。
岩山の秘密基地を降りていく気分で1階会場にたどり着く。


1階とはいえ、窓はないので巨大な地下壕に入ったみたいだ。
サクラタウンの模型や
武蔵野ミュージアムに使った石(でこぼこを活かした割肌仕上げが特徴だそうだ)、
隈氏が今まで手がけた作品群に関する様々な展示物がならび、
巨大スクーリーンにも隈氏設計の建築物写真が
左から右へとゆっくり流れている。
隈氏にとっては、国立競技場が木の建築の頂点で、
武蔵野ミュージアムが石の建築の頂点なのだそうだ。
今回は1,2階のみの入場しかできなかったので、
まだ、全貌が解らないが、
次の機会には上の階にもいってみたい。
屋上はどうなっているのか、4,5階からの景色は?
こんな空間が我が事務所から遠くない場所に誕生して
よかったと思う休日だった。

ところどころに。