「老い」を考える本をぽつぽつ読んでいます。
「ピンピンコロリ」を目指しても、その願いが叶うのは
少数の幸運な人なのだそうだ。
成りゆき任せや、子どもに丸投げではなく、元気なうちに
どのような「身じまい支度」をすべきなのか、
その作法を明らかにしている。
この本の内容をさらに具体的にユーモラスにして、
老いへの備えを説くのが「老〜い、どん!」だ。
そういえば、60歳にして水泳を始め、
バタフライでガンガン泳いでいた叔母も、
「きくち体操」を長年やってた叔母も、
後期高齢者となるやガクンと元気をなくしていったっけ。
「ピンピンコロリ思想」で元気な老後ばかりを
夢見ていてはいけないのだなと思い知らされました.
老いは徐々にゆるやかにやってくるのではなく、
ガクンガクンと階段のようにやっくるのが吉本氏の実感だそうだ。
せめて運動でもして、
ヨタヘロ期をなるべく短くしたい。