のらくら日記

のらりくらり、つれづれなるままに日々のあれこれを。

鳥海連志「異なれ」

2022年3月24日

秋津図書館の新着本コーナーで見つけた1冊。

新着本コーナーは通常の本棚ではなく

大きなテーブル上にあって、

多くの本は背表紙だけ見える並べ方なのだが、

図書館スタッフおすすめと思われる本は

表紙が見えるようにディスプレイされている。

この本も鳥海さんの姿が目に飛び込んできたので

すぐに手に取ることができた。

東京パラ以来、鳥海さんのファンだが、

本を出していることを知らなかったので

ありがたや〜、スタッフさんありがとう!

パラを観戦してる時は、

鳥海さんの素早く流麗な動きに目を奪われ、

車椅子の仕様まで観察する余裕はなかったのだが

この本を読んで、常に高みを目指す鳥海さんの

チャレンジを知りました。

車椅子バスケにおいては、なんたって高さが有利。

リオの時から座面を20cmも上げ、さらに、

驚くほど前傾した座面の車椅子に変更したのだとか。

高さを上げた分、その操作はさらに難しくなるわけで、

どれだけ努力したことでしょう。

鳥海さんは3歳にして脚を切断しただけでなく、

指にも欠損がありながら、あのパスワーク!

そして、なんだか色気があって、かっこいい。

小さい頃からモテモテだったそうな。

2020年6月には結婚もされていたのですね。

今年5月にはU23世界選手権大会もあるといいます。

みんなで応援したいですね。

ページトップへ