昨夜、NHK BSで始まった新番組「ヒューマニエンス」を観た。
「ヒューマニエンス」とはヒューマンとサイエンスからの造語だそうで、
第1回は「オトコとオンナ 性のゆらぎのミステリー」。
学校では男性はXY、女性はXXという染色体の組み合わせで
性が決定すると習い、2つの組み合わせしかないものと思い込んでいたが、
最新の研究ではそんな単純なものではないということが解ったという。
XYのYに余分なYのかけらみたいなのが付いていたり、欠けていたり、
XXYという人もいたり。
XXとXYの間はスペクトラム状態になっており、
男と女は連続体なのだそうだ。
心と身体の性が違うのは、脳の問題なのではと思っていたのだが、
染色体からしてそんなに多様だったのか!と新鮮な驚きがありました。
昔「男と女の間には深くて暗い河がある♫」という歌が流行ったけど、
男と女の間には連続体があったのだ。
LGBTって、もしかしたらマイノリティではなく、
想像以上に多くの人がかかわっていることなのかもしれない。