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ロシアと日本の温かいつながり

2022年11月15日

きよせの森コミュニティクリニック(レニア会)に

定期的に通っているので

その創始者、武谷ピニロピさんのことが気になってこの本を読んだ。

ロマノフ王朝の軍人さんだった

ピニロピさんのお父さんはソビエト軍に追われてロシアを脱出。

彼女はその時まだ、お母さんのお腹の中にいた。

その亡命を手伝ったのが、会津出身の軍人さんで、

来日後も長く、ピニロピさん一家のお世話をしたという。

会津の軍人さんの懐の深さに驚き、また、当時の日本軍が

どのようにしてロマノフ王朝のロシアの軍人さんと

深いつながりを持つようなったのか、

その事情を知りたいものだとも思った。

ピニロピさんは会津弁を話す外人さんとして育ち、

会津の女子校を卒業後、医学を目指して東京へ。

そして、清瀬の地へたどりつく。

現在の病院が立ち並ぶ界隈は「ヤマ」呼ばれ、

結核菌がウヨウヨいるからと

地元民は清瀬の病院には近づかなかったのだとか。

地元の病院を敬遠して、重症化した時点で

所沢あたりの病院に行く人が多かったようで、

そんな状況を心配して、ピニロピさんは

この地に新しい医院を立てることにしたようだ。

(まだ上巻しか読んでないのでこの先のことは分かりませんが)

ピニロピさんの高い志と、人と人の不思議なご縁があって、

今の医療法人社団レニア会が生まれたのでした。

 

 

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