広告印刷物の制作において数字やスペルのミスは、「刷り直し」にもつながり、
利益を上げるどころか、痛い損失になってしまう。
サッポロの「開拓使麦酒仕立て」というラガービールが
パッケージに「LAGER」とすべきところを誤って
「LAGAR」と印刷してしまい、
廃棄寸前だったところを、SNSの「もったいない」という声に助けられ、
無事販売できる運びとなったというニュースが飛び込んできた。
弊社でも「CALENDAR」とすべきところ が「CALENDER 」となっているのを
入稿直前まで気づかず、ひやっとしたことがあるが
このビールの担当者たちはさぞかし、肝を冷やしたことだろう。
フードロスにもならず本当に良かったと思う。
SNSのプラスのチカラを感じた出来事だ。
昨年、緊急事態宣言が出た時に
アウトドアレジャー(バーベキューかなにか)を楽しむイラストを載せた
市報(埼玉県のどこかの)が急遽、刷り直しになってしまったことがあった。
「こんなご時世にレジャーのイラストを載せるなんてけしからん」という
苦情が来るのを予想しての対処だったと思うが、
もうちょっと世間様がやさしくなれば、
刷り直しという無駄な経費や、資源を使うことがなかったのにと思う。
SNSで何かを発信するなら、誹謗中傷でなく、心優しい意見を!
世の中を明るくしていきましょう!