のらくら日記
のらりくらり、つれづれなるままに日々のあれこれを。
のらりくらり、つれづれなるままに日々のあれこれを。
2024年8月19日
猛暑を忘れ、宇宙の神秘と荘厳な音楽の世界に
包まれるひとときでした。
東京芸術劇場(池袋)のコンサートホールで
行われた、
パイプオルガンコンサート「音楽と宇宙」。
立教学院オルガニストの﨑山裕子氏が巨大な
オルガンを奏で、演奏の間あいだに、
宇宙物理学者:村山斉教授が
宇宙の音や数式、ブラックホール、ダークマターなどに
ついて、楽しそうに語られる、
浮世離れしたコンサートでした。
東京芸術芸場のパイプオルガンは
70トンもあり、楽器をこえた建築物のよう。
その音も壮大で、低音の響きは、
地球の底から伝わってくるようです。
第1部と第2部の幕間には、このオルガンが回転し、
宇宙人の要塞のような姿に。
村山教授が宇宙について
「最近では‥‥‥」と語られた時、
その最近が「70億年前からは」という意味で
あったのにも、
茫洋たる思いがいたしました。