のらくら日記

のらりくらり、つれづれなるままに日々のあれこれを。

殿ヶ谷戸庭園で新春散策

2023年1月9日

ふと思い立って、国分寺駅近くの殿ヶ谷戸庭園へ。

入口には門松が飾られ、お正月ならではの雰囲気。

竹が真横に切られ、よく見かける門松とはちょっと違う。

武田信玄ゆかりの武田流門松なのだそうだ。

後から調べたところ、これが元来の門松で、

斜めに切るようになったのは、

徳川家康が信玄に戦いで勝ったときに、

竹を信玄の首に見立てて斜めに切ったのが始まり

という説が有力なのだとか。

入園すると、ボランティアガイドさんが

庭園の由来やら、園内の植物、樹木などを

詳しく説明してくださった。

入ってすぐのところには大きなヒマラヤスギが

あって、とてもどっしりした枝振り。

「松みたいですね」ともらすと

「ヒマラヤスギは実は杉ではなくて、松なんです」

とガイドさん。

なるほど、そういえばヒマラヤスギに

松ぼっくりのようなものがついているのを

見かけたことがありましたっけ。

今は咲いてない萩のトンネル

今は咲いていない藤棚を通り過ぎ、

竹林を下ると次郎弁天池が。

かなりの高低差があり、

湧水を利用した水も流れ、

紅葉の頃ならさぞかし美しいのだろうという景色。

真冬ではない時期に来た方がよさそうな

庭園だったけど、

心温まる説明をしてくれる

ボランティアガイドさんのおかげで

楽しいひとときを過ごすことができました。

 

 

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